タイ・バンコクは、国際的な都市として知られ、多彩な文化、美味しい食事、温暖な気候に魅了される人が多いエリアです。住みやすさや利便性、コストパフォーマンスを考慮し、タイへの移住を検討する日本人が増えています。
この記事では、タイへの移住を考えている日本人におすすめの物件を紹介します。夫婦二人暮らしや家族向けのおしゃれなマンションや高級レジデンスなど、日本人におすすめの物件を紹介するのでぜひ参考にしてください。
日本人のタイ移住におすすめの物件一覧
まずは、タイに移住する日本人におすすめの物件を厳選して5つ紹介します。
夫婦二人暮らしにおすすめ「Azure(アジュール)」
画像引用元:ディアライフ by RENOSY
「Azure(アジュール)」は、日本人に人気のスクンビット39にあるアパートメントです。
2ベッドルームの間取りで、タイに移住する夫婦二人暮らしの日本人に人気があります。
BTSプロンポン駅まで徒歩3分の好立地、タイならではのトゥクトゥク(TukTuk)のシャトルサービスもあり、通勤や周辺への移動にも便利です。
スクンビット39は、高級コンドミニアムやサービスアパートが多く、落ち着いた雰囲気の住宅街として知られています。日本食レストランや日本食材が手に入るスーパーも充実しているため、日本人の駐在員にも人気のエリアです。
Azure(アジュール)は、家具・家電付きのアパートなので、すぐに移住生活をスタートできるのが魅力です。室内は白を基調としたインテリアで、清潔感が溢れています。
広々としたキッチンがあり、収納スペースも充実しているため、快適な暮らしを実現できるでしょう。
また、Azure(アジュール)は、ファシリティも非常に充実したアパートです。
子ども向けの遊び場やプール、フィットネスジムやサウナがあり、敷地内でさまざまなアクティビティを楽しめます。
家族向けのおしゃれなマンション「Pala Residence(パラ レジデンス)」
画像引用元:ディアライフ by RENOSY
「Pala Residence(パラ レジデンス)」は家族世帯向けのアパートメントで、スクンビット・ソイ55(トンロー)とソイ49をつなぐソイ・プロムパックに位置します。
デザイナーズ物件なので、おしゃれでスタイリッシュなお部屋に住みたい方におすすめです。
2ベッドルームと3ベッドルームの2種類の間取りがあり、日本式のバスタブが付いていたり、ペットの飼育も認められているため、日本と変わらない暮らしを楽しめるでしょう。
Pala Residence(パラ レジデンス)は、メイン通りから少し離れたエリアにあるため、駅までは少し距離があります。
しかし、アパートからBTSトンロー駅やプロンポン駅、フジスーパーやサミティベート病院などへは、無料シャトルバスが運行しているため、利便性は高いです。
また、家具・家電付きのアパートで、キッチンには調理器具や食器も用意されているため、タイに移住後すぐに新生活をスタートできるのも魅力です。
ファシリティも充実しており、高級ホテルのようなフロントには居住者向けのコーヒーやクッキーのサービスが用意されています。
フィットネスジムやスイミングプール、子どもの遊び場やゴルフの練習場もあるので、家族全員で休日を楽しみたい方におすすめです。
家具付き・メイドサービス有り「Aquila Bangkok(アキューラ バンコク)」
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「Aquila Bangkok(アキューラ バンコク)」は、スクンビット通り・ソイ45にあるサービスアパートメントです。
単身者向けの1ベッドルームから、家族世帯向けの3ベッドルームまで、幅広い間取りが揃っています。
基本的な家具・家電が付いているほか、メイドサービスやリネン交換が賃料に含まれたサービスアパートメントで、日本人の居住率が90%と非常に高いのが特徴です。
8階建ての低層マンションで、部屋数も20室しかないため、プライバシーに配慮できる物件をお探しの方におすすめです。
Aquila Bangkok(アキューラ バンコク)は、BTSプロンポン駅まで徒歩8分ほどの距離に位置しており、BTSトンロー駅にも徒歩10分程度でアクセスできます。
さらに、徒歩圏内にTopsスーパーマーケットやレインヒル(ショッピングモール)などがあり、日常のお買い物やお食事に便利でしょう。
BTS駅やサミティベート病院、近隣の商業施設への送迎サービスカーも利用可能です。
スイミングプールやフィットネスジム、サウナ、キッズルーム、駐車場が完備され、ファシリティも充実しています。
バンコク屈指の高級レジデンス「39 Boulevard(39 ブールバード)」
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「39 Boulevard(39 ブールバード)」は、スクンビット通りソイ39にあるバンコク屈指の高級レジデンスです。
1ベッドルームから4ベッドルームまで、幅広い間取りのお部屋があるので、単身から家族まで、あらゆる世帯の日本人におすすめの物件です。いずれのお部屋も天井が高く、内装が豪華なので、日本では味わえない贅沢な暮らしを楽しみたい方にぴったりでしょう。
最寄りのBTS駅はプロンポン駅で、徒歩10分ほどの距離にあります。
物件の敷地内には日本食レストランなどのテナントが入居しており、日系の学習塾などが入居するバイオ ハウスもすぐ近くです。
お部屋には、全タイプ共通でバルコニーとウォシュレットが完備されており、1ベッドルーム以外のキッチンではガスも使用できます。
もちろん、基本的な家具・家電は完備されており、すぐに移住生活をスタート可能です。
また、39 Boulevard(39 ブールバード)はバンコクでもっともファシリティが充実している物件と言っても過言ではありません。
スイミングプールやフィットネスジム、ヨガルーム、キッズルーム、ファンクションルームは、A棟とS棟にそれぞれ2箇所ずつ完備されています。他にも、テニスコートや卓球台、フットサールコートやバスケットコート、ゴルフ練習場があり、休日にはさまざまなアクティビティを楽しめます。
日本人の入居率8割超えのアパート「Grand Sethiwan(グランド セティワン)」
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「Grand Sethiwan(グランド セティワン)」は、スクンビット通り・ソイ24にある、日本人に人気のアパートメントです。
2ベッドルームから4ベッドルームまでの間取りがあり、子ども向けの遊び場が充実しているため、ご家族世帯に人気があります。
日本人入居率が高いため、タイに移住後も日本人が多い環境で、安心して暮らしたい方におすすめです。
最寄り駅はBTSのプロンポン駅で、徒歩8分ほどでアクセスできます。
また、日本食レストランやカフェ、スーパーなどが入居するエンポリアムも徒歩圏内で、生活の利便性が高いエリアです。
Grand Sethiwan(グランド セティワン)はもともと超高級セグメントの物件のため、贅沢な造りで十分な広さがある魅力的なお部屋が揃っています。
ただし、築年数が経過しているため、内装や設備に多少の古さは感じるかもしれません。
ファシリティとしては、スイミングプールやフィットネスジム、サウナや子どもの遊び場、テニスコートなどが完備されています。
タイ移住に向けた賃貸物件の探し方
タイ移住を成功させるためには、住みやすい物件を探すことが大切です。特にバンコクでは、エリアや物件の種類によって生活の利便性や快適さが大きく変わります。
続いては、タイ移住を検討している方向けに、賃貸物件の探し方や契約までの流れ、選び方のポイントを紹介します。
不動産仲介会社に問い合わせる
タイで物件探しを始めるなら、まずは不動産仲介会社を見つけましょう。
仲介会社によって取扱い物件に違いがあるため、インターネットで検索し、希望に合った物件を何ヶ所かピックアップしてから問い合わせると良いでしょう。
英語やタイ語に不安がある方は、日系の不動産仲介会社を選ぶのもポイントです。
タイでおすすめの不動産仲介会社は、以下の5社です。
- ディアライフ by RENOSY
- 石川商事
- アーバンランド
- ヨシダ不動産
- スターツ
いずれも、日本語が話せるスタッフによるサポートがあるので安心です。
詳しくは、以下のページをご覧ください。
https://fit-ieterrace.jp/
移住するエリアを決める
タイのなかでも日本人移住者に人気のエリアは、以下の通りです。
- バンコク
- チェンマイ
- パタヤ
バンコクはタイの首都です。
日本人も多く暮らしており、買い物できる場所や散策できる場所、遊べる場所など、暮らしで不便な部分を感じにくいメリットがあります。
タイの古都として知られるチェンマイは、観光地としても人気のエリアです。
日本語の通訳者が常駐している病院や日本料理を提供するお店も多く、安心して暮らせる環境が整っています。
「地上の楽園」とも称されるパタヤは、バンコクから車で2時間ほどの距離にある町です。「都会から離れて暮らしたい」「ビーチ沿いを散歩してのんびりと過ごしたい」などと考えているなら、パタヤがおすすめです。
物件の種類を決める
タイで一般的な賃貸物件の種類は、以下の通りです。
- コンドミニアム
- アパート
- サービスアパート
- ホテルレジデンス
- 一軒家
物件の種類によって特徴が異なるため、タイ移住の前に覚えておきましょう。
賃貸物件の種類 | 特徴 |
---|---|
コンドミニアム |
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アパート |
|
サービスアパート |
|
ホテルレジデンス |
|
一軒家 |
|
選定や内見を行う
タイの賃貸物件を選ぶ際には、エリアや種類、広さだけでなく、内装や設備も大事な要素です。
具体的には、以下のポイントに注目しましょう。
- キッチンは広めか
- 浴槽はついているか
- 洗濯機を設置できるか
- 網戸が設置されているか
タイ移住後の後悔を防ぐためにも、契約前には物件の内見を必ず行いましょう。
タイの物件選びでは、日本と同じように担当者と一緒に物件を訪問し、室内や共有設備を確認することができます。
アクセスや物件周辺の施設なども一緒に確認すると、より暮らしやすく自分に合った物件を探しやすいでしょう。
支払いと契約手続きを行う
希望に見合う物件をみつけたら物件を確保するための予約金を支払います。
購入予約後は、残金の支払いを行い、契約書の交付や署名といった手続きに進みます。
人気物件は早い段階で予約されるので、見つけ次第予約金を支払うことをおすすめします。
物件の引き渡しをする
引き渡しの前に、物件のチェックを実施します。
海外の不動産では、水漏れや害虫被害など、トラブルが起きることも少なくありません。
安心して過ごせるよう、しっかりと確認してください。
チェックが終われば、約2~3ヶ月後に引き渡しとなります。
タイ移住で物件を探すときの注意点
タイの賃貸物件は、日本とは異なる部分も多く、いくつか注意しておきたいポイントもあります。
ここからは、タイ移住の物件探しを始める前に知っておきたい注意点を紹介します。
雨季になると冠水しやすい
タイの6~10月は雨季にあたり、スコールが発生する場合もあります。
タイの雨季は日本の梅雨とは異なり、急に激しい雨が降ったかと思うと1時間後には止んでいることも多いです。
短時間とはいえ大量の雨が降ってくる雨季になると、排水環境が悪いタイでは道路の冠水も起こりやすくなっています。
そのため、タイへ移住する際は冠水しやすい場所なのかを確認しておく必要があります。
冠水情報を知りたい方は不動産会社に尋ねてみましょう。
方角は「北向き」が人気
日本で賃貸物件を選ぶ際に、方角を気にされる方もいるでしょう。
例えば日当たりの良い物件を選ぶために「南向き」の物件に注目するかもしれません。
しかし、タイで同じように南向きの物件を選んでしまうと後悔につながる恐れがあります。
タイは年間の平均気温が約29℃もあり、高温多湿で蒸し暑い環境です。
もし南向きの物件を選んだ場合、強い日差しの影響で余計に部屋が暑くなりやすく、常にエアコンを稼働させなくてはいけなくなります。
常にエアコンを稼働させるとなれば、その分電気代もかかってしまうものです。
そのため、タイでは北向きの物件が人気を集めています。
また、南北に風が通るような間取りであれば、風通しが良くなり乾季でもエアコンを使わずに過ごせる可能性が高いです。
害虫が発生しやすい
年間を通して暑いタイは害虫も発生しやすいと言われています。
特にシロアリは物件の耐久性にも悪影響を与えてしまうため、万が一シロアリがいる可能性があればすぐに対処する必要があります。
ゴキブリや蚊なども発生しやすいです。
害虫が完全に出ない物件を探すことは難しいですが、築浅でペストコントロールを定期的に実施する物件であれば、害虫のリスクを最小限に抑えられるでしょう。
タイへ移住するなら物件や地域選びを慎重に!
タイ移住を成功させるには、物件や地域選びを慎重に行うことが大切です。
特にバンコクへの移住を予定している場合には、物件選びが生活の利便性や快適さに影響するため、エリアや物件の種類をしっかりと比較しながら選びましょう。
タイの物件探しは、日本とは異なる点が多いため、不動産仲介会社の活用や内見の際の確認が成功の鍵となります。
タイ・バンコクでより自分に合った物件を見つけたい方は、不動産仲介会社選びにも力を入れてみてはいかがでしょうか。
タイでおすすめの不動産会社をランキング形式でご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。