バンコクのアソークで不動産を見つけるには?日本人に人気の理由とは?

アソークの風景 バンコクの不動産購入

アソークは大型ショッピングモールやホテル、オフィスビルが多く、飲食店なども建ち並ぶ都会的な街です。

その活発的な雰囲気と街並みから、「タイの新宿」と呼ばれることもあります。

そんな街で暮らしたい、不動産を探したいと思う人も多いはずです。

まずはアソークとはどんな街なのか、どんな魅力的なポイントがあるのか、そして不動産についても詳しくご紹介していきます。

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アソークはどんなところ?

アソークは、多くの日本人が住んでいるプロンポンやトンローの隣に位置しています。

BTS(スカイトレイン)・MRT(地下鉄)もありながら、大通りにも通ずるエリアとなっており、交通に不便な部分はありません。

たくさんの日本人が住んでいることで、日本人街とも呼ばれる街が近隣にあります。

アソークは日本人の暮らしやすい街となっているので、生活をすることを考えると惹かれる点も多いです。

具体的にアソークは一体どんな特徴のある街なのか、細かく解説していきましょう。

アソークはビジネス街

アソーク駅の周辺には42階建てのエクスチェンジタワー、35階建てのインターチェンジ21、他にもアソークタワー、タイムズスクエアなどの高層オフィスビルがあり、街のシンボル的存在となっています。

そんな近代的な高層オフィスビルが並び、また商業施設も多くあることから、タイの新宿と言われているのです。

最近ではビジネス街にも日系の企業が進出しており、日本人のビジネスマンも多くなっています。

駅直結で利便性の高い環境

ショッピングモールのターミナル21にはアソーク駅が直結しており、ショッピングを楽しんですぐに移動できるという非常に利便性の高い造りになっています。

世界中の料理が味わえるレストランの数々、スーパー、薬局、映画館、ジムまで入っており、充実した商業施設です。

上層階にはホテルも併設されており、駅直結でショッピングも楽しめることから観光客に人気のスポットとなっています。

日常生活の買い物もできるので生活面においても便利です。

BTS、MRTが使いやすくて便利

スカイトレインのBTSと地下鉄のMRT、どちらもが利用できるエリアとなっており、移動がしやすくなっています。

道路での渋滞が頻繁に起こるバンコクでは、電車での移動は非常に効率的な交通手段です。

BTSアソーク駅とMRTスクンビット駅どちらにもアクセスしやすい位置であるため、乗り換えて利用する人も多くいます。

自然の美しさが堪能できる

アソーク駅の近くには、都会にあるとは感じさせない程の緑が広がるベンジャキティ森林公園があり、都会の中でゆっくりと自然を味わうことができます。

その広さはおよそ東京ドーム10個分にもなります。

広大な公園内では、多くの人がウォーキングやサイクリングを楽しんでいます。

景色も良く、都会のビル群と一体化した緑を楽しめるため、憩いの場として人気です。

夜も楽しい街になる

都会的な街なので、もちろん夜の街としても楽しむことができます。

バー、居酒屋、ナイトクラブ、レストランや屋台まで様々な飲食店が並んでおり、リーズナブルな値段で色々な食事を味わえます。

ただし、夜の街は日本と同様に危険でもあります。

油断をしていると犯罪に巻き込まれる危険性もあるので、気を緩め過ぎず、警戒しながら行動するようにしましょう。

アソークの不動産は日本人に向いている?

バンコク自体が日本人にとって生活しやすい環境と言えるので、もちろんアソークに位置する不動産で暮らしたとしても日本人の生活ともマッチしやすいと言えます。

その理由も解説していきます。

日本語の店が多い

日本人街と言われるほどのスクンビット、プロンポン、トンローが近いこともあり、アソークにも日系のお店が多く存在します。

タイ語に不安がある人でも、身近に日本語があることで安心して買い物やサービスが楽しめます。

生活しやすい環境

アソークは前述したように、新宿と例えられるほどには都会的な街です。

だからこそ施設も多く、日本人向けの幼稚園・学校や病院も充実しています。

お店で買い物をする際にも日本製品や日本の食材も並んでいるため、日本と変わらないような環境で生活できる街となっています。

物件の相場もお手頃

バンコクと日本で同条件の物件を比較してみても、バンコクの方がお手頃な価格になります。

さらに家具家電が揃っていることを踏まえると明らかに安くお得です。

アソークで借りられる不動産は?違いについて紹介!

タイで日本人が借りられる不動産は一般的にコンドミニアムかアパートのどちらかになります。

この2つにはどのような違いがあるのか、解説していきます。

コンドミニアム

コンドミニアムは日本で言う分譲マンションです。

プールやジムなどの共用施設が充実しているのも特徴の1つとして挙げられます。

また、部屋ごとにオーナーが違うため、内装デザインや家具家電が部屋によって異なっています。

物件のクオリティの割に安いことが多いのですが、管理面で注意しなければならない場合もあります。

家賃相場は15,000~40,000バーツ(約58,000~150,000円)程になります。

アパートメント

こちらは法人のオーナーが管理しており、管理面では安心感があるため、日本駐在員にはアパートメントが人気です。

トラブルがあった際にも、管理会社からの対応になるため、迅速な対応をしてもらえます。

中には日本人向けに設計された物件もあり、日本人のみが入居しているアパートも存在します。

管理面では安心できますが、家賃相場はコンドミニアムよりも少し高めになり、20,000~60,000バーツ(約78,000~230,000円)程です。

アソークの家賃相場

アソークの家賃相場がどのくらいなのか気になる方もいるでしょう。

そこで続いては、アソークの家賃相場を部屋数ごとにご紹介します。

1ベッドルーム 45,750B
2ベッドルーム 68,000B
3ベッドルーム 88,750B
4ベッドルーム 130,000B

部屋数に応じた相場はこのようになっています。

しかしこれはあくまでも相場で、アソークの中でもエリアによって家賃に差があります。

予算を決め、どのあたりなら予算内に収まりそうかチェックすることも重要です。

アソークで不動産を探すなら?

アソークで不動産を探す方法には、以下の3つの方法が挙げられます。

不動産仲介会社へ依頼する

日本語で対応してもらえるのは日系の賃貸仲介会社のみです。

その他の会社になると英語かタイ語での対応になるので、日本語で間に入ってもらった方が安心するという人は、日系の不動産会社を利用しましょう。

何か問題が起きた際にも日本語で対応してもらえるのでいざという時にも安心して連絡が取れます。

タイの不動産ポータルサイトを使う

ネットで「bangkok for rent」「物件名 for rent」などと検索してみるとサイトに掲載されている物件がたくさん出てきます。

気になった物件があれば、連絡先も掲載されているのでそこから連絡を取れば、内見ができます。

タイではFacebookで不動産探しも主流

タイでよく使われているSNSは、Facebookです。

多くの人が利用する中で、賃貸物件の取引までFacebookで行っている様子もみられます。

オーナー本人が入居の募集をかけているケースもあるようです。

Facebookでの不動産探しは直接オーナーと連絡をとることで値段交渉ができ、家賃を下げてもらいやすい傾向にあります。

アソークで不動産探しをする際に気を付けたいこと

タイと日本では、環境や文化が異なるので、部屋探しをする際に気を付けたい点も変わってきます。

では、アソークで不動産探しをする際に気を付けたいことにはどのような点が挙げられるのか見ていきましょう。

周辺環境をチェックする

物件の周辺環境をチェックするのは、日本国内で不動産探しをする際と同様です。

アソークに引っ越す場合、特にチェックしておきたいのは以下のような点です。

  • 最寄り駅までのルートはどうなっているか(通勤・通学で、BTSやMRTを使う場合)
  • 高速の入り口まではどのようなルートでどのくらい時間がかかるのか、渋滞状況はどうか(通勤・通学で高速道路を使う場合)
  • スーパーマーケットや病院、コンビニが近くにあるか
  • 飲食店が近くにあるか(外食をすることが多い場合)

どんな設備・サービスがあるのか確認する

アソークをはじめとしたタイ・バンコクの物件には、様々な設備やサービスが完備されています。

より快適な暮らしを実現するためにも、どんな設備・サービスがあるのか確認しておきましょう。

設備は、フィットネスジムやサウナ、プール、子どもの遊び場といったものが一般的です。

入居者は基本的に無料で利用できます。

サービスは、スーパーマーケットやショッピングモールなどに送迎してくれるシャトルサービスや駐車場などが含まれているケースが多いです。

設備に問題がないか調べる

実際に住んでみたら思っていたのと違ったといったパターンもしばしば起こります。

そのため、内見で設備に問題がないか調べておくことをおすすめします。

調べるべきポイントは以下のような点です。

  • 水回りの水圧はどのくらいか
  • シャワーのお湯は出るか
  • シンクのサイズは問題ないか

など

アソークにある多種多様な施設をご紹介!

アソークで物件探しをするなら、近隣にどのような施設があるのか、といった点もチェックしておいた方が良いと言えます。

そこで最後に、アソークにある多種多様な施設をご紹介します。

複合商業施設

アソークには、複数の複合商業施設があります。

Terminal21

Terminal21は、アソークのランドマークとなっているショッピングモールです。

BTSアソーク駅からスカイウォークで直結となっているため、アクセスがしやすくなっています。

東京やロンドンなど、世界のいろいろな都市をモチーフとしたフロアが特徴です。

ジャスミンビルディング

ジャスミンビルディングは、ジャスミンシティホテルに隣接しています。

マックスバリューや飲食店、ドラッグストア、ムエタイジムなどが入っています。

スーパー

日々の買い物に便利なスーパーもアソークには点在しています。

トップスマーケット

トップスマーケットは、タイ最大のスーパーマーケットチェーン店です。

セントラルグループのロビンソンデパートの地下にあります。

フードランド

フードランドは、アソークの南側に位置するスクンビットソイ16通り沿いにある24時間営業のスーパーマーケットです。

スーパーマーケットのほか、飲食店も店内にあります。

公園

自然を間近に感じられる公園もアソークにはあります。

ベンジャキティ公園

MRTクイーンシリキットコンベンションセンター駅のすぐ近くにある公園です。

園内には人工湖があり、ボートで遊覧できます。

湖の外周にはジョギングとウォーキングができるトラックが完備されています。

また樹木もたくさん植えられているので、自然を感じながら散策できるでしょう。

ベンジャキティ森林公園

ベンジャキティ森林公園は、バンコク最大級の規模を誇る森林公園です。

2016年にタイ内閣により、故プミポン国王陛下とシリキット王太后陛下の意向に従い、ベンジャキティ公園の拡張プロジェクトとして着工されました。

そして、2022年にオープンしています。

湿地帯エリアの橋は、フォトスポットとして人気です。

マーケット

アソークには、日本では出会えないような市場もあります。

火タラ・木タラ

火タラ・木タラは、クンビットソイ21通りにあるシーナカリン大学の敷地内で週2回開催されるマーケットです。

火タラは火(火曜日)+タラ(タラート:タイ語で市場)、木タラは木(木曜日)+タラ(タラート)、という日本語との造語が由来です。

コスメや洋服などを販売するテントが並んでいて、買い物がしやすくなっています。

ルアムサップ市場

ルアムサップ市場は、平日は毎日オープンしています。

BTSアソーク駅またはMRTスクンビット駅から北に向かって10分ほど歩いた場所で開催されています。

若い女性向けのファッションアイテムなどが売られています。

アソークで不動産を見つけたいなら不動産仲介会社へ

バンコクのアソークで不動産会社をお探しの方は、以下の記事を参考にしてみてください。

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