バンコクのサービスアパートとは?駐在が決まったら自分に合う住居を見つけよう

リビングとキッチン タイ・バンコクの暮らし

バンコクにある物件は「コンドミニアム」「アパート」そして「サービスアパート」の3種類に分けられます。

今回は、日本ではあまり耳馴染のない「サービスアパート」について、詳しく解説していきます。

あわせて駐在員がバンコクで家を探す時のポイントや方法も紹介していますので、家探しをしている方はぜひ参考にしてください。

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バンコクのサービスアパートとは?

サービスアパートとは、アパートとホテルの中間のような物件で、家具や家電など生活に必要なものが一通り揃っているなど、メリットも豊富です。

ここでは、サービスアパートとはどのようなものなのか、魅力をより詳しくお伝えしていきます。

アパートとホテルの良いとこ取りをした賃貸物件

サービスアパートには、ホテル型とアパート型の2種類あります。

ホテル型

ホテル型は、ホテルと同じように洗練された内装と家具の部屋に、キッチン設備や洗濯機などアパートのような設備がプラスされた物件のことです。

ワンルームや1ベッドルームにキッチンが備わっている間取りが一般的ですが、なかには部屋数が多く家族向けの物件もあります。

ホテル型の特徴は、家具や家電、寝具や調理器具のほか、食器など生活するのに必要な道具だけでなく、トイレットペーパーや石鹸といった消耗品まで揃っている点です。

さらに、ベッドメイキングや掃除といったサービスが付いており、有料にはなりますが、ランドリーサービスも頼めるなど、まさに、ホテルに住んでいるような至れり尽くせりのサービスを受けられます。

アパート型

アパート型は、家具や家電が備わっているという点ではホテル型と同じです。

しかし、ホテル型ほど洗練されたデザインではないほか、生活道具や消耗品は自分で用意する必要があります。

また、掃除やシーツやタオル交換は行っているものの、ホテル型よりも頻度は少ないです。

ただし、ホテル型には少ないバルコニー付き物件も多く、窓も開けられるため解放感があります。

サービスアパートに住むメリット

コンドミニアムやアパートではなく、サービスアパートに住むメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

家具・家電は備え付けが基本

ベッドにテーブル、テレビや冷蔵庫、電子レンジといった生活に必須な家具・家電をはじめ、物件によっては洗濯乾燥機や食洗器、コーヒーメーカーなどあると便利な家電も備え付けられています。

さらに、ホテル型であれば生活に必要な道具も全て備わっているため、引越しをしたその日から快適に暮らすことが可能です。

清掃サービスが利用できる

部屋の掃除をはじめ、シーツ交換などのサービスも利用できます。

ホテル型であれば、清掃の際にトイレットペーパーなどの消耗品の補充もしてくれます。

コンシェルジュが常駐しているので安心

ホテル型の場合、コンシェルジュあるいはフロントスタッフが24時間体制で常駐しています。

防犯面はもちろん、トラブルが発生した場合も迅速に対応してくれるため、万が一の時でも安心です。

様々な施設が利用できる

フィットネスジムやプール、公園など、様々な施設が充実しています。

住人であれば誰でも自由に利用することが可能です。

入居~退居までトラブルが発生しにくい

きっちり管理されており、サポート体制も充実しているため、入居~退去までのトラブルが起こりにくい点もメリットの一つです。

コンドミニアムやアパートなど他の物件に比べて、トラブルが少ないと言われています。

サービスアパートにおけるデメリット

充実したサービスでメリットも豊富なサービスアパートですが、その分他の賃貸物件に比べると家賃が高くなりがちです。

特にホテル型はアパート型よりも家賃が高い傾向にあることは、サービスアパートにおけるデメリットと言えるかもしれません。

サービスアパートは駐在員向きの物件?

駐在員といっても、どの物件がおすすめかは、家族構成によって異なります。

ここでは、家族構成別のおすすめ物件を紹介します。

単身者にはおすすめ

単身赴任であり、駐在期間も数ヶ月など比較的短い場合は、サービスアパートがおすすめです。

家具・家電を自分で用意する必要がないほか、掃除やベッドメイキングなどのサービスも受けられるため、ホテルに宿泊する感覚で気軽に過ごせます。

他の物件に比べて家賃相場は高いものの、会社から補助が出る場合、生活道具や消耗品を一から揃えるよりもトータルで見ると安く済むこともあります。

夫婦・家族連れはアパートがおすすめ

サービスアパートは単身者向けの間取りが多いため、夫婦や家族連れで住むのであればアパートがおすすめです。

特に子供がいる場合、アパートのほうが室内や屋外に遊び場が用意されていたり、室内のスペースを広く確保したりされているため、快適に暮らすことが可能です。

物件によって規模は異なるため、契約前に確認することをおすすめします。

バンコクのサービスアパートを選ぶ時のポイント

バンコクでサービスアパートを選ぶ時は、いったいどのようなポイントを重視すれば良いのでしょうか。

ここからは、バンコクのサービスアパートを選ぶ時に見ておきたいポイントをご紹介します。

立地を考慮する

サービスアパートに住むのであれば、利便性を考慮し、駅前など生活しやすい立地を選ぶのも1つの方法です。

駅近くであれば、買い物はもちろん、食事や遊びにいくにも便利です。

特に、商業の中心地であるシーロムやスクンビットのアソークは、ホテル型のサービスアパートが多く、サービスも充実しているため、快適に暮らせるでしょう。

利用したいサービスで選ぶ

サービスアパートでは、様々なサービスを受けられます。

駅まで送迎してくれるサービスを提供しているところであれば、わざわざ駅近くを選ぶ必要もありません。

掃除や洗濯など、利用したいと思うサービスを取り扱っている物件から選ぶのも選択肢の1つです。

駐在員がバンコクで家を探す方法

駐在員がバンコクで家を探す場合、仕事や渡航の準備もあるため、時間をかけてじっくりとはいきません。

ここでは、時間をかけず、納得のいく物件探しをする方法を紹介します。

ネット検索

日本にいながら、バンコクの住まいを探す際、最も手っ取り早いのがネット検索です。

最近ではバンコクの物件を取り扱っているサイトも多々あり、日本にいても契約できるため、現地で探す時間がないという方に向いています。

ただし、バンコクの地理に詳しくない場合、どこに住めば良いのか、便利なエリアはどこなのかなどがわかりにくい点がデメリットです。

日系不動産会社に相談

バンコクで物件を探す際、最も確実なのが日系不動産会社に相談することです。

日系不動産会社なら、日本人向けの物件を多く取り扱っているほか、日本人が暮らしやすいエリアや好みも把握しているため、希望に合った物件が探しやすいです。

また、日本にいるうちから相談できるため、事前に希望する条件を伝えておけば、時間がない中でもスムーズな家探しが可能です。

バンコクのサービスアパートに駐在するなら?おすすめの物件をご紹介!

ここからは、実際にバンコクにあるサービスアパートに駐在する際におすすめの物件をいくつかピックアップしてご紹介していきます。

駐在が決まった際の参考にしてください。

築浅&利便性抜群!「ザ アルベルティ」

ザ アルベルティは、スクンビット通りにあるサービスアパートです。

スクンビット通りは日本人をはじめとした外国人の方々が多く住む街で、高級百貨店や屋台街にも近いです。

最寄り駅も、BTSアソーク駅とプロンポン駅の2つがあり、徒歩15分程度で行けるので利便性の高さもポイントです。

全12室のみの小規模なサービスアパートですが、プールやジム、ゴルフ練習場が備わっています。

お部屋は1ベッドルーム 55㎡と2ベッドルーム 85㎡の2種類のタイプがあるので、家族構成や荷物の多さで選びましょう。

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日本語が話せるスタッフもいて安心「ザ アルコーブ@53」

スクンビット通り沿いにあるトンロー地区は、日本人に人気のエリアの1つです。

そのトンロー地区にあるサービスアパートがザ アルコーブ@53です。

日本語が話せるスタッフがいるので、不具合や心配事があればいつでも相談できます。

プールやジム、サウナやゴルフ練習場など、様々な施設も常設されているのでリフレッシュにも最適です。

お部屋は1ベッドルーム 50~71㎡と2ベッドルーム 97~140㎡の2種類あります。

前室に大型の液晶テレビや洗濯機、調理器具や食器などが完備されているので、持ち込む家電や家具の数を減らすことが可能です。

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高層階からバンコクを一望できる「ザ パーク エム ディストリクト」

スクンビット通りにあるソイ22と24にあるサービスアパートです。

29階建てなので、高層階からバンコクを一望できる眺めの良さが魅力です。

広さのあるプールやジム、ジャグジーやファンクションルームも備わっています。

BTSプロンポン駅まで行ける無料のシャトルバスサービスもあるので便利です。

お部屋は1ベッドルーム 39~50㎡、2ベッドルーム 54~59㎡、3ベッドルーム 117㎡の3種類となっています。

子連れでの駐在にもおすすめのサービスアパートです。

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単身・家族のどちらにも人気!「アッパー スイーツ スクンビット39」

スクンビット・ソイ39にあるサービスアパートです。

スーパーもコンビニも駅も徒歩圏内にあるので利便性の良い立地となっています。

プールやジムのほか、サウナやジャグジー、子ども用の遊び場もあるので子連れにもおすすめです。

お部屋は1ベッドルーム 65~78㎡、2ベッドルーム 130㎡の2種類です。

浴室にはテレビがあり、日本のテレビは複数チャンネル視聴可能できます。

階下にはレストランやリサイクルショップもあるので便利です。

Upper Suites Sukhumvit 39
この物件はPSI Towerという老舗の家族向けアパートでしたが、 2016年に大改装が終了し、Upper Suitesというサービスアパー

高級感のある内装が魅力「スカイ サービス レジデンス トンロー25」

閑静な住宅街にあるサービスアパートです。

徒歩圏内には日本人相談窓口のあるサミティベート病院があるほか、日本食レストランやスーパーもあります。

無料のシャトルバスがあり、BTSトンロー駅やプロンポン駅、スーパーなどを通るので利用すると便利です。

お部屋は1ベッドルーム 50㎡、2ベッドルーム 80㎡、3ベッドルーム102㎡の3種類です。

どのお部屋も高級感のある内装と使いやすさが魅力的となっています。

Sky Serviced Residence Thonglor 25
スクンビット49をソイの奥に進んだ閑静なエリアに位置するサービスアパートです。場所は奥まっており、徒歩圏には

アパートの1階にカフェが併設!「ザ レジデンス@61」

スクンビット通り・ソイ61にあるサービスアパートです。

ソイ61にはスーパーやカフェ、レストランなどがある商業施設もあるので便利な立地です。

最寄り駅はBTSエカマイ駅となり、徒歩約10分の場所にあります。

無料のシャトルバスがソイの入り口まで運行しているので活用すると便利です

お部屋は1ベッドルーム 52~92㎡、2ベッドルーム 72㎡の2種類あります。

内装はシックで落ち着ける雰囲気です。

子どもの遊び場やゴルフ練習場、広さのあるプールやジムがあるので雨の日でも思い切りリフレッシュすることが可能です。

The Residence@61
The Residence@61(ザ レジデンス@61)は、上品な高級マンション街となったスクンビット61の人気サービスアパートです。

バンコクの駐在が決まったら最適なサービスアパートを選ぼう

ホテルとアパートの中間のようなサービスアパートは、家具・家電が付いていたり、充実したサービスがあったりと、手間なく快適な生活ができるため、単身の駐在員に人気です。

短い準備期間でバンコクでの物件を探さなければならないという場合には、今回紹介した内容を参考に、ネット検索や日系不動産会社を活用してみてください。

特に、日系不動産会社は日本人の希望に合った物件を探しやすいのでおすすめです。